歌舞伎演目『仮名手本忠臣蔵』と小栗判官の物語に関係した浮世絵を展示します。「忠臣蔵」は赤穂浪士による仇討ち事件を『太平記』(室町時代に成立した軍記物語)に仮託した物語です。赤穂事件は「忠臣蔵」のほかにも様々な人形浄瑠璃や歌舞伎の題材となり、江戸時代の人々の心をつかみました。その初期には、江戸時代に広まった藤沢を象徴する伝説、小栗判官物語に仮託した演目もありました。
本展では忠臣蔵の魅力とともに、「藤沢」の地域性にも注目する当館ならではの切り口で紹介します。
東海道五十三次コーナー
双筆五十三次 藤沢
藤沢宿コーナー
東海道五十三次之内 藤沢 小栗判官(役者見立東海道)
江の島コーナー
小倉擬百人一首 大中臣能宣朝臣
企画展示コーナー
役者見立忠臣蔵八段目